幼少期にピアノを習っていないという劣等感が消えていく。

ピアノ

ども。MrBachLoverです。わたくし、幼少期にピアノ習ってないんです。ていうか40歳までピアノを習っていないんです。たから、物凄く大きな劣等感があるのです。でも、その劣等感、最近消えつつあります。

レモンちゃん
レモンちゃん

キミは中1からピアノ独学だよね。40歳で習い始めて、プロ並みに上手くなれるとでも思ってるの??? 世の中そんなに甘くないんじゃないの???

わたくし
わたくし

そう。その通り。なんだけど『千里の道も一歩から』っていうように、ピアノの先生の指導を受けて毎日ちゃんと練習していると、昨日の自分より成長を感じたり、3日前の自分より上達してる自分を見つけられるんだ。

中学性の頃の話

お家にヤマハのU1があった。
姉がピアノを習うのをやめた。
ピアノが僕に、「弾いて欲しい」と語りかけてきた。
僕は、ピアノを独学で弾き始めた。

モーツァルト Kv.545、モーツァルト トルコ行進曲 が弾けるようになった。

ピアノ習わなくても弾けるようになるもんだなー、って思った。

高校生の頃の話

バッハ インヴェンションが全然弾けない。
ほとんどプロレスで格闘している感じ。
シンフォニアは本当に宇宙人が弾く曲だと思っていた。

でも、インヴェンションは6番まで弾けるようになった。
自分で勝手に決めた卒業試験の曲、ショパンの革命が弾けるようになった。

ブラスバンド部に所属して、パーカッションパートで
ドラム叩きまくってた。

文化祭のブラスバンド部の発表でシング・シング・シングの
ドラムを担当。アート・ブレーキーのドラムソロ完全コピーした。

ピアノもドラムも楽しかった。

でも、ドラムはメロディーが奏でられない。

ピアノの方が楽しい。

そう思った。

大学生のころの話

4年間、大学のオーケストラ部で
アマチュアオケの世界にどっぷり。

コントラバスに真剣に4年間打ち込んだ。

エックレスのソナタの全楽章が弾けるようになった。

楽しかった。

海外への演奏旅行も経験した。

でも、コントラバスって、オケでは
ほとんど伴奏しか演奏しない。

今ひとつ、楽しく無かった。

ピアノに戻ることにした。

社会人の頃の話

社会人になって数年して母上が天国に行った。

悲しくて、ピアノを沢山弾いた。

モーツァルト KV.310 第1楽章
ショパンソナタ2番より葬送行進曲
バッハ シンフォニア9番

週末に実家のアップライトU1でひたすら3カ月練習した。

一応、形になった。

シンフォニアを除いて。

ややり、シンフォニアは宇宙人が弾く曲なのだ。

そう思った。

20代後半で結婚。

相方の福岡の実家のアップライトピアノで、
僕はショパンop.9-2 ノクターン2番を弾いた。

絶賛された。

嬉しかった。

40歳頃の話:幼少期にピアノを習っていない劣等感

僕は幼少期にピアノを習っていない。
だから、シンフォニアが上手に弾けないんだ。

僕は幼少期にピアノを習っていない。
だから、子犬のワルツのうようなテンポの速い曲は指が回らないんだ。

でも、社会人になって40歳でピアノを習いはじめて
2年間頑張って、なんとかバッハ シンフォニア9番が
弾けるようになるまで上達した。

子育てにはお金がかかる。

ピアノを習うのをやめた。

どう頑張っても幼少期にピアノを習ってる人には勝てっこない。

幼少期にピアノを習った人のように指が回らなくたって、
僕のピアノには歌心がある。

この歌心で、アマチュアならではの演奏すれば良いんだ。

そう思った。

アラフィフ、そして今

50歳になり、またピアノを習い始めた。
練習環境は電子ピアノしか無いけど、
趣味のピアノなら何も問題などない。

ロマン派・近現代の曲

今から4年程前だろうか。
物凄くソステヌートペダルに興味を持っていた。

このペダルを使って、個性的な演奏が出来るようになろう
という戦略を立てた。

ラフマニノフの楽曲はソステヌートを使う場面がとても沢山ある。
だから、ラフマニノフの曲が大好きた。

スクリャービンも、プロコフィエフも、ソステヌートを効果的に使える曲だらけ。

ロマン派と近現代の曲が大好きだ。

バッハ

42歳でピアノを習うのをやめてから、
50歳でピアノを習い始めるまで、
バッハを沢山弾いた。

インヴェンションは全曲弾いた。
シンフォニアも半分以上弾いた。

インヴェンションは7番以降、
ピアノの指導を受けていない。

シンフォニアは9番以外
ピアノの指導を受けていない。

でも、何も問題がない。
思った通りの音楽を作ることができた。

バッハなら、指がくるくる回らなくても問題ない。

相変わらず、コンプレックスは消えていないが、
歌心のあるピアノが弾ければ問題なし。

ショパンエチュード

50歳でピアノを習い始めてから
ショパンop.10-12『革命』をちゃんと習った。

そこそこ上手に弾けるようになった。

相変わらず、いまひとつ速弾きができていない。

幼少期にピアノを習ってないから速弾きができないんだ。
コンプレックスが頭をもたげる。

ショパンop.25-5も弾いた。
そこそこ形になった。

あれ、オレって、いい味出してんじゃね???

ツェルニー40番 練習曲9とショパンop.10-4

ツェルニー40番 練習曲9は、
40歳の頃に1年間通った最王手楽器店さんの
ピアノ教室で最後に習ってマルもらわずに終わった曲

今の先生に指導を受けて、
弾いてみると、相当速弾きできる。

お、オレって結構上手いかも。

ショパンop.10-4も最近習った。
プロが弾く速度にはまだ到達していない。

けど、発表会を終えたいまも、
毎日10分ぐらい練習し続けてる。

段々指が回るようになってきた。

結び:コンプレックス(劣等感)が消えていく

徐々にではあるが、
幼少期にピアノを習っていないという
コンプレックス(劣等感)が
消えていく。

人間、やれば出来るもんだ。

継続は力なり。

そして、筋トレはすべてのソリューションなり。
ダンベル体操でカラダを鍛え続けようと思う。
そして出来る限り長く、ピアノが上達する期間を延ばしたい。

ではでは〜


コメント

タイトルとURLをコピーしました